algaeの魚介類記

大型・小型・汽水・爬虫両生類、いろいろそろってます                            今話題のドクターフィッシュ、肺魚アンフィとパラドクサもいます

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ふぐちょうちんを作る

以前海に行ったとき、フグが釣れました。 基本的に釣った魚は食べますが、フグはもちろん食べません。なのでいつもはそのまま海に逃がすのですが、今回は持ち帰って剥製にし、ふぐちょうちんを作ってみようと思いました。
フグ
食べる為に持って帰ってきた訳ではありません。

      
 ふぐちょうちんや魚の剥製というのは、魚の内臓や肉や骨を取り去って皮だけにし、その皮に何かを詰め込んだり型に被せたりして生前の姿に近い状態で標本化しよう!というものだと思います。
同じ標本でもホルマリン漬けなどの薬品漬けだと萎びたように白っぽくなってしまいそうなので、今回はシンプルな剥製の作り方を紹介します。

 ① まず、トラフグでもクサフグでも種類は問わず、適当な大きさのフグを用意します。ミドリフグみたいな小さいのでも作れないことはないですが、あまりの精密作業の為作ってるうちに嫌になってくると思います。 人間の忍耐力で作れる大きさの限界は7cmぐらいまででしょうか。

※②,③の作業は写真を撮り忘れたために説明が上手く出来てません。
「魚の剥製」「ふぐちょうちんの作り方」等で検索するともっと分かり易いサイトが出てきます・

 ② フグの背中あたりを3cmぐらい、ちょこっと切ります。あまり大きく切ると完成後目立つので注意。

 ③ 切った所からうま~く身や骨を取り出します。皮を傷付けないようにするのがポイントです。各ヒレは骨とつながっているので、皮ギリギリの所でカットします。
 目玉や口周りなどは構造が複雑でなかなか難しいですが、ここはいっそ自分流で思い切ってやってしまいましょう。意外と何とかなるものです。 
20070421110618.jpg      20070421110608.jpg
皮だけにした状態。

 ④ 前回紹介したカニの標本でもそうですが、一度防腐液のようなものに漬けておくと安心できます。漬けなくてもよく乾燥させれば腐りだしたりはしないと思いますが、念のため3%程のホルマリン又は中性洗剤などに1~2日ほど漬けておきます。
20070421111316.jpg
薬浴中。

 ⑤ 上の作業が終わったら、ペラペラの皮に身をつけていきます。
私の場合は、ホームセンター等で売っている紙粘土を詰めています。
PA0_0046.jpg
紙粘土。安い。

 尾の方からはじめ、全体的なバランスを考えながら詰めていきます。脹らみ加減もこの時調節します。
満足するまで詰めたら、痛々しい背中の傷を針で縫います。
PA0_0045.jpg
抜糸はしません

PA0_0044.jpg
目が怖いです

・・・これでなんとかフグらしさを取り戻しましたが、このまま乾燥させると各ヒレが縮んだまま固まってしまい、生き生きとした姿にはなりません。

 ⑥ ヒレをピンと張った状態で乾燥させるために、ヒレを広げて厚紙などで挟み、それをクリップなどで固定します。こうすると乾燥後の出来映えが格段によくなります。
PA0_0043.jpg
矯正中。

 ⑦ このまま1週間程度乾燥させます。(直射日光は×)
うまくいっていればヒレもピンと張っている筈です。 ⑤で縫った背中から白い紙粘土が見えていたので、マジックで補正しました。
PA0_0038.jpg
この場合マジックは黒でOK.

目もずっと白目を剥いて怖いままだったので、手芸店などで人工眼を買ってきて付けてあげましょう。人工眼は大抵色がついてないので、自分で工夫して色をつけた方がリアルになります。今回は黄色です。
PA0_0035.jpg
ついに目が!





 これで完成です。総製作時間は乾燥を入れないで2、3時間ほどでしょうか。こだわる方は、カニの標本を作りたい でも紹介したとおりラッカースプレーを吹き付ければよりリアルさが増します。
PA0_0047.jpg
完成品

…ちなみに、フグ以外の普通の魚でも同じ方法で作れます。ただ、フグは皮が丈夫で厚いので作りやすさが違います。

釣りでは邪魔者扱いされているフグ。そんなフグでもちょっと手をかければこんなにユニークに生まれ変わります。 
 フグが余った、フグを持て余している、そんな時は是非このふぐちょうちんを作ってみて下さい。一家に一匹。いかがでしょうか。



 09.1/7追記  こちらの記事で、剥製を作る方法をもう一つ紹介しました。
スポンサーサイト
  1. 2007/05/02(水) 18:59:20|
  2. エサ・グッズその他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<なぜ更新がないのかというと | ホーム | フェザーフィン シノドンティス>>

コメント

そういえばフグって釣ると味を占めて何度もつれるんだったかなんだったか。
ワタシは釣りをまったくやらないのですが(やったとしても釣堀程度)なんとなくフグちょうちんを作りたくなった今日この頃w
でもナマナマしくて皮がはげない可能性大。
  1. 2007/05/03(木) 01:32:00 |
  2. URL |
  3. キリュウ #-
  4. [ 編集]

お見事♪

しろめのフグ、コワすぎて笑いました(笑)
しかしお見事に出来上がるモノですねー。
もしかしてファハカくんがなくなったときのタメの練習?(笑)
…って不謹慎なコト言ってすみませぬ。

これって、ウツボも・・できるのかなあ?
ウロコないし、表皮の弾力はあるし、
ウツボの剥製って見たことないけど(笑)
  1. 2007/05/03(木) 11:55:44 |
  2. URL |
  3. ワルモノ #7AQdie5o
  4. [ 編集]

こんにちは^^

このGWに海釣りに行こうと子供らを誘ったのですがノリが悪い。。。しかたないので食事に変更しますた。なにげに後ろに写っているのはカサゴの剥製ですか^^?
  1. 2007/05/04(金) 16:55:57 |
  2. URL |
  3. tkatsu #uaIRrcRw
  4. [ 編集]

お久しぶりです

 キリュウさん

う~ん、確かに捌くときは結構生々しいです。。
フグが生前食べたらしきカニの爪が、トロンッと出てきたりしたときは一人でビクッとします(笑。

 ワルモノ さん
ファハカ剥製も考えてますが、飼ってた魚を捌いて・・・というのはさすがにちょっと抵抗がありますね。。
ウツボは触ったことないので分からないのですが、ウロコなくて皮が丈夫ってことは結構うまくいくかもしれません。今度釣れたら報告します!

  tkatsuさん
ああ惜しい!!あの何気ないのはミノカサゴです。
死んでからも毒針は健在ということで、ヒヤヒヤしながら剥製にしました(汗
  1. 2007/07/01(日) 13:00:06 |
  2. URL |
  3. algae #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://algae.blog64.fc2.com/tb.php/84-044fb390
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

algae

Author:algae
大型魚・小型魚・汽水魚・爬虫両生類、色々飼ってます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

特攻野郎Aチーム

海外ドラマ、特攻野郎Aチームを応援してるサイトです。06.7/19からテレビ東京で再放送します。みなさん見ましょう。私も見ます。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。